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発症〜発覚まで いつから発症していたのか、今となっては不明です。しかし、99年の春先から徐々にお腹を壊す頻度が高くなり、 最初は二ヶ月に1度くらいで下痢をしていて、それが毎月になり、毎日になり……夏場に一気に急降下で原因不明の下痢と いうことで、毎週のように病院に通ってはいろんな検査を受けてきました。 本当に謙虚に現れていたのは下痢症状だけ、だったので下痢止めをもらい、それで凌いでました。 この下痢止め。がまたやっかいで…飲んでる間は快調、に見えるわけで…。実際今から考えると下痢止めで便秘をおこし、 更にそのせいで腸内で細菌腐敗して下痢の要因を作り出し…薬が切れると一気に放出。と言うような状況だったので 病院の先生も薬は効くのに、なぜ止まらないのか、首を傾げてました。 それこそ、止まらないようだったら全身麻酔による胃カメラ、開腹手術による細胞培養なども先生は検討していたらしいです。 それでも、肉系(要は脂肪分)を絶ってビタミン剤など、サプリメントで足りない栄養分を補給しながらミルク粥をメイン に摂っていたので最初の酷い下痢も緩いものに変化していたので単に胃腸虚弱ということで落ち着きそうでした。 しかし、そのころからしっぽの毛が抜け始め…でも『甲状腺機能低下症』なんてしらないので栄養不足による脱毛症状だと いうことで薬浴したり、ビタミン剤を補給したり皮膚病検査もしました。 更にこのころから頻繁に足の裏から流血(いわゆる肉球がアカギレのようになってひび割れて)するようになり、靴下を常用 するようになってました。これも栄養不足だと思ってたわけです。 そして何の原因もなく、ここまでしっぽに集中して皮膚があれるのだろうか?と疑問になりつつも、下痢止めでお腹をごまかして 過ごしてきました。で1年がすぎようという頃…もう、この下痢腹とは一生つきあわないと…と思っていた矢先、初夏の暑さで またしても酷い下痢を起こして…今度は本当にいろいろ検査しないといけないかも…とその検査に伴う危険性に対する不安と、 でも明らかにお腹が痛いと言ってる様な表情を見ると、この苦しみを取り去ってあげないと…と思い、ネットでなにか、ないか。 もしかして医療ミスなのかも、どこかに信頼できる獣医はいないか、調べるようになりました。 |
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発覚 そんなころ、いつものように薬待ちをしていた病院で目に入った『PEPPY』の特集記事にのっていた『甲状腺機能低下症』の 文字が飛び込んできました。 そこには簡単なチェック表がついていて…あまり当てはまるとも言い難い様な感じもしたけれど、体重増加・皮膚疾患・ラットテール、 と言った症状になんか『!』と感じるモノがあり、家にかえって母に相談……。 そんな矢先、丁度ネット検索していてボルゾイRINGに出会い、そこでボルに胃腸虚弱が多いのか、などの話を掲示板でしていたら メールで行きつけの獣医さんに相談して下さった方がいて、その返事に『疑ってみた方がよいかも』と言ったようなことが 書いてあったので思い切って病院に駆け込みました。 そのころ、病院でも担当の先生がかわり(1年近く様子を見たけどどうもわからない、と言うことで変わったらしい〜) その先生は一目、エデを見るなり、「開腹手術などはエディにとっても負担がかかる、血液検査で調べれる限り調べて それでも原因がつかめなければ、次を考えましょう」ということで少し高いけど、ホルモン検査をしてみたい、よいか?という 話をしました。 でいよいよ、運命の日!2000/8/30!病院からかかってきた電話はドンぴしゃ!『甲状腺機能低下症』。 早速エデをつれて病院に行って話を聞いてきた。検査結果の数値表を見せてもらいながら、数値とかホルモンの種類とかは いまいち理解できなかったけど、とにかく『脳から甲状腺ホルモンがたらんので出しなさい』っていう刺激ホルモンは平均値以上。 倍近く…かな?なのに、対して甲状腺から出ているホルモンは1割にも満たない…明らかに異常な数値を示していたのだけは はっきりわかりました。でこれからどうするか。まず、完治はしないと言うことを聞いて非常にショックを受けた覚えあります。 でもよくよく話を聞いていけば、投薬で凌げる、健康体と何ら変わらないということで一安心。その後の薬代に悩みましたが(苦笑) エデが苦しむことに比べたらということで… |
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